IROZORA / 使い方ガイド

Final Cut Pro で LUT(.cube)を当てる — カスタムLUTとカメラのLUT

公開 2026年9月30日 / 公式資料で確認済み(出典はページの末尾)

Final Cut Pro(Mac)で自分の .cube を当てる手順を、Apple の公式ユーザガイドで確かめてまとめました。「カスタムLUT」エフェクトと「カメラのLUT」の違い、強さの変え方、LUT が見つからないときの警告まで。

対象: Final Cut Pro for Mac 12.3 のユーザガイド。iPad 用の Final Cut Pro は、このページの対象外です。

先に結論:LUT の入れ場所は2つあります

Apple のユーザガイドには「Final Cut Proでは、2つのカテゴリのLUTがサポートされています」とあります。

色を作るための LUT(IROZORA の LUT もこちら)は、ふつう「カスタムLUT」で当てます。

読み込める形式

ユーザガイドの文面は「ファイル名拡張子が.cubeおよび.mgaの3D LUTファイルを読み込めます」です。 1つのファイル、複数のファイル、またはフォルダごと選べます。

手順:カスタムLUT エフェクトで .cube を当てる

  1. タイムラインでクリップを選択します。
  2. 「エフェクト」ブラウザを開き、左で「カラー」カテゴリを選んでから、「カスタムLUT」をダブルクリックします(選択中のクリップに当たります)。
  3. インスペクタを開きます(「ウインドウ」>「ワークスペースに表示」>「インスペクタ」、または Command+4)。上部の「ビデオ」ボタンを押します。
  4. 「カスタムLUT」セクションの「LUT」ポップアップメニューから「カスタムLUTを選択」を選びます。
  5. 読み込みたい .cube を選んで「開く」を押します。
  6. 「入力」ポップアップメニューで、LUT の変換元の色空間を選びます。
  7. 「出力」ポップアップメニューで、LUT の変換先の色空間を選びます。

フォルダごと読み込んだ場合は、そのフォルダが「LUT」ポップアップメニューにサブメニューとして出ます。 一度読み込んだ LUT は「最近の項目」からも選べます。

「入力」「出力」に何を選ぶか

ユーザガイドには「この色空間は、カスタムLUTが作成された時点で決定されています」 「どの色空間を選択すべきかが不明な場合は、LUTの作成者に詳細を問い合わせてください」とあります。 また「通常、…入力(ソース)色空間と目的の出力(ターゲット)色空間の名前がLUTのファイル名に含まれます」とも書かれています。

IROZORA の LUT の場合(作った側としての説明です):

強さを変える:「ミックス」

カスタムLUT の強さは、ビデオインスペクタの「ミックス」スライダで変えます。 ユーザガイドの説明は「調整済みのイメージとブレンドする元のイメージの量を設定する」です。

カメラのLUT について(LOG 素材のとき)

ユーザガイドによると、LOG の素材を読み込むと「メディア内のメタデータが検出されてLogフォーマットが判別され、 適切な内蔵のカメラのLUTが自動的に適用され」ます。カメラのLUT は「情報」インスペクタで手動でも当てたり切り替えたりでき、 メニューの「なし」は「対数処理をオフにします」。

LOG からの変換まで入った LUT(IROZORA のカメラ名のフォルダの LUT など)をカスタムLUT で当てるときは、 カメラのLUT が「なし」になっているかを確かめてください。変換が二重になると色が壊れます。詳しくは S-Log3にLUTを当てると緑や紫に壊れる — 原因は順番です。

LUT のファイルはどこに置かれるか

LUT ファイルが「Custom LUTs」フォルダに無いと、「LUT」ポップアップメニューの横に黄色の警告ボタンが出ます。 押すと、読み込み直すか別の LUT に置き換えられます。 ライブラリを別の Mac にコピーするときは、LUT を別のファイルとして一緒にコピーする必要があります。

一覧から消すとき

「Custom LUTs」フォルダを開いて LUT ファイルをゴミ箱に入れ、Final Cut Pro を終了してから開き直します。

公式資料で確かめられなかったこと

ここに挙げたことは、手順として書いていません。

確かめた公式資料

このページの手順と数値は、下の資料の記述で確かめてから書いています。ソフトの版が上がると画面の表記や場所が変わることがあります。違っていた場合は公式資料のほうを正としてください。

このページに関係する素材

SIGNATURE — 制作者が実際に使っている1本

IROZORAを作っている本人が、自分の映像案件でいちばん使っているLUT。新しく作ったものではなく、普段のファイルをそのまま出しています。

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