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.cube の「33」と「65」は何が違う? — LUTのサイズと画質の関係

公開 2026年9月30日

LUTの説明に書いてある「33点」「65点」は何の数字か。画質はどのくらい変わるのか。ファイルの中身を開いて、数字の意味と選び方を説明します。

数字は「格子の細かさ」です

.cube ファイルをテキストエディタで開くと、はじめのほうに次のような行があります。

LUT_3D_SIZE 33

これは、赤・緑・青のそれぞれを33段階に区切った格子で色を対応づけている、という意味です。 3色ぶんなので、対応の点の数は 33×33×33 = 35,937点。 ファイルの残りの行は、その35,937点それぞれについて「この色が入ってきたら、この色で出す」という数値です。

サイズ点の数ファイルの大きさの目安
174,913約0.13MB
3335,937約1MB
65274,625約7.4MB

大きさは、IROZORA の33点のLUT(約0.97MB)と同じ書き方をした場合の目安です。

格子の間の色はどうなるのか

映像の色は、格子の点ぴったりに来ることはほとんどありません。 格子と格子の間に来た色は、編集ソフトがまわりの点から間を埋めて計算します。 つまり格子が粗いほど、ソフトが埋める部分が増えます。

色の変え方がなだらかなLUT(明るさを少し締める、全体を少し暖かくする、など)なら、 間を埋めても元の意図からほとんどずれません。 逆に、ある色だけを急に別の色へ曲げるような急な変え方をしているLUTほど、格子の細かさの差が出やすくなります。

じゃあ65の方が高画質なのか

「65 = 高画質、33 = 低画質」とは言い切れません。

目安としては、色づけ(ルック)のLUTなら33点で十分なことがほとんどです。 65点が効いてくるのは、色を急に曲げる特殊なルックや、測定器を使った厳密な色合わせのような場面です。

IROZORA の LUT はすべて33点です

IROZORA のLUTは、すべて LUT_3D_SIZE 33 で書き出しています(2026年9月30日に、販売中のLUT 23商品に入っている .cube 1,646本を数えて確認)。 色の変え方をなだらかに作っているので、33点で意図どおりに出ます。 黒潰れ・白飛びの検査も、33点のファイルそのものに対して行っています。

自分のLUTのサイズを確かめる方法

  1. .cube ファイルを、メモ帳(Windows)やテキストエディット(Mac)で開く
  2. 先頭から数行のところにある LUT_3D_SIZE の後ろの数字を見る

開いたあとは保存せずに閉じてください。うっかり保存すると、 エディタによっては文字コードや改行が変わって、編集ソフトで読めなくなることがあります (読めなくなったときは.cube が読み込めないとき)。

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